小学生・中学生が元素記号を覚えるコツ5つ

「水素はH、酸素はO…と一つずつは分かるのに、たくさんになると混ざってしまう」。元素記号でつまずくお子さんは少なくありません。中学理科では、まず身近な元素の記号を正しく読み書きできることが土台になります。ここでは家庭でできる覚え方を5つ紹介します。

コツ1. 大文字・小文字をセットで覚える

元素記号は、1文字なら大文字(H, O, N, C)、2文字なら「大文字+小文字」(Na, Cl, Fe, Mg)と決まっています。「ナトリウムはNA」と大文字2つで書くのはよくある間違い。正しくはNaです。書くときに「1文字目は必ず大文字、2文字目は必ず小文字」と声に出すだけで、ミスがぐっと減ります。

コツ2. まず「よく出る20個」に絞る

いきなり全部を覚えようとすると挫折します。まずは水素H・炭素C・窒素N・酸素O・ナトリウムNa・マグネシウムMg・アルミニウムAl・硫黄S・塩素Cl・カリウムK・カルシウムCa・鉄Fe・銅Cu・亜鉛Zn・銀Ag…など、教科書によく登場するものから。範囲を狭めると「できた」という実感がわきます。

コツ3. 由来(語源)を一緒に話す

鉄Feはラテン語のferrum、ナトリウムNaはnatrium、銅Cuはcuprum、銀Agはargentumが由来です。「英語のironじゃないんだね」と気づくと記号が丸暗記でなくなります。由来を知ると「なぜこの文字なのか」の引っかかりができ、思い出しやすくなります。

コツ4. 語呂合わせは"自作"が一番強い

周期表の並び「水兵リーベ僕の船(H He Li Be B C N O F Ne)」は有名ですが、市販の語呂よりお子さん自身が作ったものの方が記憶に残ります。「金Auはオー!金だ」のように、家族でくだらない語呂を作る時間が、そのまま復習になります。

コツ5. 読み書き両方向で練習する

「酸素→O」だけでなく「O→酸素」も答えられて初めて定着です。片方向だけだと、テストで記号から名前を問われた時に固まりがち。ドリルで両方向をランダムに出題すると、あいまいな記憶があぶり出せます。

💡 豆知識

関連ドリルで練習

保護者の方へ

元素記号は「毎日少しずつ・両方向で」が定着の近道です。全部を一気に覚える必要はありません。まず20個をドリルで往復し、正解できた記号を食事中に「これ何だっけ?」とクイズにすると、生活の中で自然に復習できます。学習内容は文部科学省の学習指導要領(中学校 理科)に沿っています。

参考:文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)理科編」/ 出典リンク:文部科学省 学習指導要領

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